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飛鳥 603 推古11 秦河勝、太秦蜂岡寺(広隆寺)を建立 678 天武7 賀茂別雷神社(上賀茂神社)が創建されたという 奈良 711 和銅4 深草の秦氏によって伏見稲荷大社が創祀される 784 延暦3 乙訓郡長岡京?に遷都する 788 延暦7 最澄が現在の延暦寺の根本中堂となる一乗止観院を建立 平安 794 延暦13 桓武天皇が平安京?に遷都する 798 延暦17 延鎮を開基に坂上田村麻呂が清水寺を建立 823 弘仁14 朝廷より空海が東寺を賜る 869 貞観11 この頃祇園御霊会(祇園祭?)が始まったという 874 貞観16 聖宝が醍醐寺を開く 876 貞観18 大覚寺創建、八坂神社創祀 888 仁和4 宇多天皇が仁和寺を創建 905 延喜5 醍醐天皇の命により、紀貫之、紀友則、壬生忠岑、凡河内躬恒が古今和歌集を編纂 947 天暦1 北野天満宮?が造営される 951 天暦5 空也?、六波羅蜜寺?を建立、醍醐寺の五重塔が建立 970 天禄1 この頃より祇園祭?が毎年行われるようになる 980 天元3 羅城門が強風により倒壊、以後再建されていない 1052 永承7 藤原頼通?が宇治殿を平等院に改める 1053 天喜1 平等院鳳凰堂が建立される 1086 応徳3 白河上皇よって院政が開始される 1175 安元1 法然?、浄土宗?を開く 鎌倉 1202 建仁2 栄西、最初の禅寺である建仁寺を創建 1205 元久2 後鳥羽上皇の命により、藤原定家?らによって新古今和歌集が編纂される 1221 承久3 承久の乱起こる、六波羅探題設置 1236 嘉禎2 東福寺が創建される 1325 正中2 大徳寺が創建される 室町 1334 建武1 五山制度?が定められ南禅寺が第一位とされる 1339 暦応2 足利尊氏が天龍寺を建立、夢窓疎石、西芳寺(苔寺)を復興 1374 応安7 観阿弥?・世阿弥?が新熊野神社にて猿楽を演じる 1382 永徳2 足利義満が相国寺の建立に着手 1397 応永4 足利義満が北山殿(のちの金閣寺)の創建を始める 1450 宝徳2 細川勝元、龍安寺を創建 1467 応仁1 応仁の乱起こる 1482 文明14 足利義政、東山殿(のちの銀閣寺)の造営を始める 安土桃山 1582 天正10 本能寺の変、豊臣秀吉入京 1590 天正18 秀吉、京都の改造に着手し、諸寺院を寺町・寺之内に移転させる 1591 天正19 秀吉、京都の周辺に御土居?を築く、千利休?失脚 1596 慶長1 秀吉の伏見城が完成 1598 慶長3 醍醐寺で醍醐の花見が催され、三宝院表書院ができる 江戸 1602 慶長7 教如が東本願寺を建立し、本願寺が東西に分裂する 1603 慶長8 徳川家康が二条城に入る 1611 慶長16 角倉了以、高瀬川開削に着手 1614 慶長19 方広寺?の梵鐘が完成するも、家康が開眼供養の延期を命じる 1615 元和1 本阿弥光悦?らが鷹峯に移転し芸術村を作る 1641 寛永18 石川丈山?が詩仙堂を建立して隠棲する 1644 寛永21 徳川家光の寄進により、東寺の五重塔が再建される 1691 元禄4 松尾芭蕉が落柿舎?で『嵯峨日記』を著す 1708 宝永5 油小路姉小路から出火し、京都の中心部のほとんどを焼失する 1864 元治1 池田屋事件、禁門の変?が起こる 1867 慶応3 二条城で徳川慶喜が大政を奉還する 明治 1868 明治1 明治維新、京都府の誕生 1872 明治5 第1回京都博覧会が開催され、都をどり、鴨川をどりが始まる 1885 明治18 琵琶湖疏水?工事の起工式が行われる 1895 明治28 わが国最初の路面電車が敷設、平安遷都1100年記念祭が開催される
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目次 〔思想・信仰・精神世界〕 背景 ゲームにおける”神”の扱い不可思議なパワーとして 祭事行為 学問として 音楽として 詩歌歌聖 六歌仙 神仏 背景 舞台となる中世は、いまだ物質文明で覆い尽くされていない世の中であり、日々発生する物事を人間の活動以外のものに起因すると考える傾向がある時代である。 中世の鉄加工技術進歩を受けた農耕器具の発達により人間の手による開墾活動は進んでいるが、自然との戦いは生活の大部分を占めている。多くの人々が農業をはじめ林業や漁業、加工業など第一次産業に従事しており、いまだに人知を超越した信仰に頼らざるを得ない部分が多かった。 また深い森、山々には、多くの神が宿り、不可侵のものとされていた時代であり、古代からのアミニズム(古神道および神祇信仰)、上古の仏教伝来、鎮護国家を支えた律令に結びついた仏教、平安期の密教、鎌倉以降の禅宗、道教、陰陽道など各種信仰が渾然一体としたイメージ。 御霊信仰 ゲームにおける”神”の扱い 統一、一元化された世界ではなく、八百万の神々として種々の神々が別々に存在する。 所属する組織や地域特性により信奉する対象が異なり、日々の行動に若干の制限を与えもする。所属組織の信奉度合いにより、その影響力行使の強弱が出る。 不可思議なパワーとして 当時の人々が神々に対して抱いてた、神威、怖れ、邪気を祓う力、相手を呪う力などを具現化する。その神を信奉する勢力をNPC勢力として登場させ、その勢力のみが持ちうるパワーの源泉や、独占する分野を持たせる。 直接シンボリックな形で登場させ、何らかの能力を与える。ストーリー構成上の登場人物の一人とし、行動させる。 呼び出す・または宿る形で、能力のみを具現化する。小さくした能力をアイテム化したり、魔法として一部開放したり。 祭事行為 イベントやストーリ上のきっかけ、舞台としての祭を活かす。 学問として 学問と同じくして伝播するものは、その神を信仰し傾倒すればするほど高度な学問との結びつきが強くなる 音楽として 宗教音楽にはある種効果を持たせることで、世界の幅を広げる 詩歌 芸能宇治座(本所・離宮八幡)、白川座(本所・金色院鎮守白山権現) 大和四座(観世・宝生・金春・金剛)、近江上下三座(山科・下坂・比叡、敏満寺・大森・酒人) 言霊として 歌聖 柿本人麻呂と山部赤人。紀貫之が編纂した古今和歌集仮名序において、「歌の仙なりける」としてどちらもあい比べがたく優れているとされている。 古より、かく伝はる内にも、平城の御時よりぞ、広まりにける。かの御世や、歌の心を、知ろし召したりけむ。かの御時に、正三位、柿本人麿なむ、歌の仙なりける。これは、君も人も、身を合せたりと言ふなるべし。秋の夕べ、竜田河に流るゝ紅葉をば、帝の御目に、錦と見給ひ、春の朝、吉野山の桜は、人麿が心には、雲かとのみなむ覚えける。又、山の辺の赤人と言ふ人有りけり。歌に奇しく、妙なりけり。人麿は、赤人が上に立たむ事難く、赤人は、人麿が下に立たむ事難くなむ、有りける。 六歌仙 その外に近き世にその名聞えたる人は、すなはち僧正遍昭は、歌のさまはえたれども、誠すくなし。たとへば絵にかける女を見て、徒に心を動かすが如し。在原業平はその心余りて詞たらず。しぼめる花の色なくて、にほひ残れるが如し。文屋康秀は、詞たくみにてそのさま身におはず。いはば商人のよき衣着たらむが如し。宇治山の僧喜撰は、詞かすかにして始め終りたしかならず。いはば秋の月を見るに、曉の雲にあへるが如し。よめる歌おほく聞えねば、これかれかよはしてよく知らず。小野小町はいにしへの衣通姫の流なり。あはれなるやうにてつよからず。いはばよき女のなやめる所あるに似たり。つよからぬは女の歌なればなるべし。大伴黒主はそのさまいやし。いはば薪を負へる山人の花の陰にやすめるが如し。 紀貫之が編纂した古今和歌集仮名序において、「近き世にその名きこえたる人」として上げられた歌人。 僧正遍昭 良岑宗貞。桓武天皇の子・大納言良岑朝臣安世の八男。 在原業平 桓武天皇の曾孫で平城天皇の孫であり、母伊都内親王は桓武天皇の皇女。臣籍降下して在原氏を名乗る。 文屋康秀 喜撰法師 小野小町 大伴黒主
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林望 茂木健一郎 『教養脳を磨く! 30冊』 NTT出版 2009.3 1.林望セレクション 1 潁原退蔵 俳句評釈 角川文庫 2 折口信夫 古代研究 中公クラシックス 3 紀貫之等 古今和歌集 岩波文庫 4 島津忠夫 新版百人一首 角川ソフィア文庫 5 シュリーマン 古代への情熱 新潮文庫 6 杉田玄白 蘭学事始 岩波文庫 7 薄田泣菫 茶話 全3巻 8 田中冬二 田中冬二全集 筑摩書房 9 永井荷風 断腸亭日乗 岩波文庫 10 夏目漱石 私の個人主義 講談社学術文庫 11 萩原朔太郎 萩原朔太郎詩集 岩波文庫 12 林望 往来の物語 集英社新書 13 福澤諭吉 日本婦人論 日本男子論 (著作集第10巻) 14 森鴎外 渋江抽斎 岩波文庫 15 与謝蕪村 蕪村全句集 おうふう 2.茂木健一郎セレクション 1 内田百間 阿房列車 全3巻 新潮文庫 2 小林秀雄 考えるヒント 新潮社 3 シュレーディンガー 生命とは何か 物理的にみた生細胞 岩波文庫 4 高木貞治 解析概論 岩波書店 5 チャールズ・ダーウィン 種の起源 岩波文庫 6 ディラック 量子力学 岩波書店 7 ドストエフスキー 罪と罰 新潮文庫 8 夏目漱石 三四郎 岩波文庫 9 ニーチェ 悲劇の誕生 新潮文庫 10 リチャード・P・ファインマン ご冗談でしょう、ファインマンさん 岩波現代文庫 11 福沢諭吉 新訂福翁自伝 岩波文庫 12 ロジャー・ペンローズ 皇帝の新しい心 コンピュータ・心・物理法則 みすず書房 13 ダグラス・R・ホフスタッター ゲーゲル・エッシャー・バッハ あるいは不思議の環 白楊社 14 マルクス 資本論 岩波文庫 15 クロード・レヴィ=ストロース 『野生の思考』 みすず書房
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QMA 文系学問 文学・美術 ページ1 / 2 / 画像問題 / ニュースクイズ 問題文 答え 次の「八代集」と呼ばれる和歌集を成立したのが早い順に選びなさい 『古今和歌集』→『後拾遺和歌集』→『新古今和歌集』 次のアメリカの文学作品を発表されたのが古い順に選びなさい 『最後の一葉』→『本町通り』→『大地』 次の文字列を順に選んで石川啄木の歌集『一握の砂』に収められている有名な和歌にしなさい 東海の小島の→磯の白砂に→われ泣きぬれて→蟹とたはむる 次の文字列を順に選んで鎌倉時代の文学作品の名前にしなさい 正法→眼蔵→隋聞記 次の文字列を順に選んで北原白秋作詞の唱歌『この道』の1番の歌詞にしなさい この道は→いつか来た道→ああそうだよ→あかしやの花が咲いてる 次の文字列を順に選んでスペインの画家サルバドール・ダリの作品のタイトルにしなさい 目覚めの直前→柘榴のまわりを→一匹の蜜蜂が飛んで→生じた夢 次の文字列を順に選んでフランスの画家ルノワールの作品の名前にしなさい イレーヌ→カーン→ダン→ヴェール嬢 次の、作家・塩野七生の『ローマ人の物語』シリーズの巻名を刊行されたのが古い順に選びなさい 『勝者の混迷』→『ユリウス・カエサル』→『危機と克服』→『迷走する帝国』 次の作家を国際ペンクラブの会長を務めた順に選びなさい ゴールズワージー→メーテルリンク→ベネデット・クローチェ 次の日本の画家を生まれたのが早い順に選びなさい 杉山寧→平山郁夫→横尾忠則 次の文字列を順に選んで『小倉百人一首』に収められている式子内親王の和歌にしなさい 玉の緒よ→たえねばたえね→ながらへば忍ぶることの→弱りもぞする 次の文字列を順に選んで15世紀に活躍したフランドル派の画家の名前にしなさい ロヒール→ヴァン→デル→ウェイデン 次の文字列を順に選んで鎌倉時代の文学作品の名前にしなさい 水無瀬→三吟→百韻
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特色 [編集] 中国の影響が強かった奈良時代の文化(唐風)に対して、これを国風(和風・倭風)文化と呼んでいる。現在まで続く日本の文化の中にも、この流れを汲むものが多い[1]。 遣唐使の停止 [編集] 以前は寛平6年(894年)の遣唐使停止により中国の直接的影響を抜け出し、日本独自の文化が発展したと一般的に解釈されてきた。しかし、遣唐使廃止後も対外交流は盛んで中国の文物は多く日本に流入していた。そのため、遣唐使停止を国風文化の画期とすることは誤りである。そもそも、唐風の文化を踏まえながらも日本の風土や生活感情である「国風(くにぶり)」を重視する傾向は奈良時代から進行していた。すなわち、遣唐使停止は日本文化の国風化を加速させる要因であったとみることが適当である。 浄土教の流行 [編集] 末法思想を背景に浄土教(浄土信仰)が流行した。9世紀前半に円仁が中国五台山の念仏三昧法を比叡山に伝えており、源信が『往生要集』を著して天台浄土教を大成した。また空也は庶民に対しても浄土教を広め、市の聖と呼ばれた。浄土信仰は京の貴族に深く浸透し、国風文化の仏教建築、仏像、絵画などにその影響を残した。 女房文学の発達 [編集] 藤原氏(藤原北家)による摂関政治は、外戚政策(天皇家に子女を入内させ、その子を天皇として外祖父となり権力を握ること)に立脚するものだった。藤原氏は子女を入内させると天皇の歓心を得るために有能な女性を選抜し、女房として近侍させた。女房は受領階級などの中級貴族の子女が多く、中級貴族たちは藤原氏に取り入るべく子女の教育に努力を惜しまなかった。そのため、清少納言や紫式部など多くの女流作家が生まれることとなった。 かな文字の使用 [編集] 奈良時代から日本語を表記するため漢字の音訓を借りた万葉仮名が使われていたが、この時代になって仮名文字(ひらがな、カタカナ)が広く使われるようになった。カタカナは漢字の一部に由来し(例:伊→イ)、漢文を訓読する際の補助文字として使われた。また、ひらがなは漢字の草書体を元にしたもので(安→あ)主に女性が用い始めた。紀貫之が書いた『古今和歌集』の「仮名序」は、漢文の用法を遺しながらも平仮名で書かれた和文として初期のものである。(ひらがなを参照) 文学 [編集] 詩歌 [編集] * 古今和歌集:延喜5年(905年)に醍醐天皇が紀貫之、紀友則、凡河内躬恒、壬生忠岑等に編纂を命じて出来た最初の勅撰和歌集。 * 和漢朗詠集:寛仁2年(1018年)頃に藤原公任が編集した漢詩集。 物語 [編集] * 竹取物語:現存する最古の仮名の物語。 * 伊勢物語:在原業平を主人公にしたといわれている歌物語。 * 宇津保物語:遣唐副使・清原俊蔭とその子孫を主人公とした物語。 * 落窪物語:継子いじめに苦しむ姫が貴公子と結婚して幸せになるまでを描いた物語。 * 源氏物語:王朝物語の最高傑作。 日記・随筆 [編集] * 土佐日記:紀貫之が土佐守の任務を終えて帰る旅の途中のことを女性を装って平仮名で書いている。 * 蜻蛉日記:藤原道綱母が夫藤原兼家との生活の不満を綴った日記。 * 和泉式部日記:和泉式部が自らの恋愛について綴った日記。 * 紫式部日記:紫式部が宮中に仕えている時の事を綴った日記。 * 枕草子:清少納言の随筆。鴨長明の『方丈記』、吉田兼好の『徒然草』と並んで日本三大随筆と称される。 * 更級日記:菅原孝標女が自分の人生を自伝的に綴った回想録。 * 小右記:藤原実資の日記。(漢文) * 御堂関白記:藤原道長の日記。 その他 [編集] * 倭名類聚抄:源順が編纂した日本最初の百科事典。 * 六歌仙:在原業平 小野小町 僧正遍昭 喜撰法師 文屋康秀 大友黒主を総称して六歌仙と言う。 服装 [編集] 湿度の高い気候に適応するため、袖口が広くなるなど風通しの良いゆったりとしたシルエットになった。 男性用 * 衣冠 * 束帯 * 直衣 * 狩衣 女性用 * 十二単 * 細長 楽器 [編集] * 和琴 宗教 [編集] * 御霊信仰 * 陰陽道 * 本地垂迹説 建築 [編集] 平等院鳳凰堂 醍醐寺五重塔 貴族住宅が寝殿造の様式で建てられた。平等院にはその影響が見られる。 仏教建築としては浄土教の影響を受けた阿弥陀堂が多く建立された。 * 法成寺無量寿院:寛仁4年(1020年)に藤原道長が建立。現存せず。 * 平等院鳳凰堂:天喜元年(1053年)に藤原頼通が建立。 * 法界寺阿弥陀堂:永承5年(1050年)頃、日野資業が自分の別荘を寺にしたもの。承久の乱で焼失し、再建。 阿弥陀堂以外の建築としては天暦5年(951年)建立の醍醐寺五重塔が知られる。 彫刻 [編集] 阿弥陀如来像を大量生産するため、分けて造った部品を組み立てる寄木造の技法が用いられた。この技法を完成させたとされるのが定朝である。彫りが浅く平行して流れる衣文、丸い顔に細い目の穏やかで瞑想的な表情が特徴で、こうした仏像を定朝様式と呼ぶ。 * 平等院鳳凰堂阿弥陀如来像:定朝作で唯一現存する作品。 * 法界寺阿弥陀如来像 * 平等院鳳凰堂雲中供養菩薩像 絵画 [編集] 平等院壁画 大和絵と呼ばれる日本的な絵画が発達し、仏教絵画、月次絵や四季絵と呼ばれた景物を描いた障屏画(山水屏風など)や壁画(平等院鳳凰堂扉絵など)が描かれたが仏教絵画を除いて少数しか現存していない。また、多くの物語絵(冊子または絵巻物)が制作されたことが推測されているが、11世紀末以前に制作された作品は現存していない。 仏教絵画では来迎図がよく描かれた。 * 高野山 涅槃図(ACE1086) * 高野山 聖衆来迎図 * 東寺 十二天(ACE1127) * 東京国立博物館 普賢菩薩像 * 平等院鳳凰堂扉絵(ACE1053年前後) * 京都国立博物館 山水屏風 * 源氏物語絵巻(平家時代または院政期) * 信貴山縁起(院政期) * 伴大納言絵巻(院政期) * 鳥獣人物戯画甲乙巻(院政期)[2] 書道 [編集] 小野道風・藤原佐理・藤原行成が三蹟と呼ばれた。11世紀にはかな書道の古典とされる高野切が制作され、12世紀まで多様なかなの書風が展開した。 工芸 [編集] 刀剣 [編集] 日本刀の様式(鎬造・湾刀)の確立期である。 * 三条宗近(三日月宗近) * 小烏丸(天国) * 備前国友成 * 童子切安綱(安綱) 蒔絵 [編集] 奈良時代に日本で考案された蒔絵の技法が大きく発展した。 参照 [編集] 1. ^ 後世から、「日本文化」の「有職故実」の「正統な源流」とされる。実際、古代の「聖徳太子」・「大化の改新」・「壬申の乱」を描いた絵巻物では、「太子」や「蘇我入鹿」らの装いは平安時代の正装である「衣冠束帯」であり、大鎧を着、太刀を揮って中世さながらの合戦をしている。古代の実像が明らかとなったのは、永く続いた中世(「乱世」)が落ち着いた近世・江戸時代の中期で古文辞学(古学)・歌学・国学・陵墓研究が盛んになった時代以降のことである。 2. ^ 鳥獣人物戯画は4巻のうち2巻が鎌倉時代の作とされる。 関連項目 [編集] * 平安時代 * 日本の文化 * 日本の中古文学史 * 王朝国家・摂関政治 * 菅原道真 * 延喜・天暦の治 参照:ウィキペディア「国風文化」より http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%A2%A8%E6%96%87%E5%8C%96 古布専門店 はてな 東京都立川市高松町3-30-24 古布 / 吊るし雛
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特色 [編集] 中国の影響が強かった奈良時代の文化(唐風)に対して、これを国風(和風・倭風)文化と呼んでいる。現在まで続く日本の文化の中にも、この流れを汲むものが多い[1]。 遣唐使の停止 [編集] 以前は寛平6年(894年)の遣唐使停止により中国の直接的影響を抜け出し、日本独自の文化が発展したと一般的に解釈されてきた。しかし、遣唐使廃止後も対外交流は盛んで中国の文物は多く日本に流入していた。そのため、遣唐使停止を国風文化の画期とすることは誤りである。そもそも、唐風の文化を踏まえながらも日本の風土や生活感情である「国風(くにぶり)」を重視する傾向は奈良時代から進行していた。すなわち、遣唐使停止は日本文化の国風化を加速させる要因であったとみることが適当である。 浄土教の流行 [編集] 末法思想を背景に浄土教(浄土信仰)が流行した。9世紀前半に円仁が中国五台山の念仏三昧法を比叡山に伝えており、源信が『往生要集』を著して天台浄土教を大成した。また空也は庶民に対しても浄土教を広め、市の聖と呼ばれた。浄土信仰は京の貴族に深く浸透し、国風文化の仏教建築、仏像、絵画などにその影響を残した。 女房文学の発達 [編集] 藤原氏(藤原北家)による摂関政治は、外戚政策(天皇家に子女を入内させ、その子を天皇として外祖父となり権力を握ること)に立脚するものだった。藤原氏は子女を入内させると天皇の歓心を得るために有能な女性を選抜し、女房として近侍させた。女房は受領階級などの中級貴族の子女が多く、中級貴族たちは藤原氏に取り入るべく子女の教育に努力を惜しまなかった。そのため、清少納言や紫式部など多くの女流作家が生まれることとなった。 かな文字の使用 [編集] 奈良時代から日本語を表記するため漢字の音訓を借りた万葉仮名が使われていたが、この時代になって仮名文字(ひらがな、カタカナ)が広く使われるようになった。カタカナは漢字の一部に由来し(例:伊→イ)、漢文を訓読する際の補助文字として使われた。また、ひらがなは漢字の草書体を元にしたもので(安→あ)主に女性が用い始めた。紀貫之が書いた『古今和歌集』の「仮名序」は、漢文の用法を遺しながらも平仮名で書かれた和文として初期のものである。(ひらがなを参照) 文学 [編集] 詩歌 [編集] * 古今和歌集:延喜5年(905年)に醍醐天皇が紀貫之、紀友則、凡河内躬恒、壬生忠岑等に編纂を命じて出来た最初の勅撰和歌集。 * 和漢朗詠集:寛仁2年(1018年)頃に藤原公任が編集した漢詩集。 物語 [編集] * 竹取物語:現存する最古の仮名の物語。 * 伊勢物語:在原業平を主人公にしたといわれている歌物語。 * 宇津保物語:遣唐副使・清原俊蔭とその子孫を主人公とした物語。 * 落窪物語:継子いじめに苦しむ姫が貴公子と結婚して幸せになるまでを描いた物語。 * 源氏物語:王朝物語の最高傑作。 日記・随筆 [編集] * 土佐日記:紀貫之が土佐守の任務を終えて帰る旅の途中のことを女性を装って平仮名で書いている。 * 蜻蛉日記:藤原道綱母が夫藤原兼家との生活の不満を綴った日記。 * 和泉式部日記:和泉式部が自らの恋愛について綴った日記。 * 紫式部日記:紫式部が宮中に仕えている時の事を綴った日記。 * 枕草子:清少納言の随筆。鴨長明の『方丈記』、吉田兼好の『徒然草』と並んで日本三大随筆と称される。 * 更級日記:菅原孝標女が自分の人生を自伝的に綴った回想録。 * 小右記:藤原実資の日記。(漢文) * 御堂関白記:藤原道長の日記。 その他 [編集] * 倭名類聚抄:源順が編纂した日本最初の百科事典。 * 六歌仙:在原業平 小野小町 僧正遍昭 喜撰法師 文屋康秀 大友黒主を総称して六歌仙と言う。 服装 [編集] 湿度の高い気候に適応するため、袖口が広くなるなど風通しの良いゆったりとしたシルエットになった。 男性用 * 衣冠 * 束帯 * 直衣 * 狩衣 女性用 * 十二単 * 細長 楽器 [編集] * 和琴 宗教 [編集] * 御霊信仰 * 陰陽道 * 本地垂迹説 建築 [編集] 平等院鳳凰堂 醍醐寺五重塔 貴族住宅が寝殿造の様式で建てられた。平等院にはその影響が見られる。 仏教建築としては浄土教の影響を受けた阿弥陀堂が多く建立された。 * 法成寺無量寿院:寛仁4年(1020年)に藤原道長が建立。現存せず。 * 平等院鳳凰堂:天喜元年(1053年)に藤原頼通が建立。 * 法界寺阿弥陀堂:永承5年(1050年)頃、日野資業が自分の別荘を寺にしたもの。承久の乱で焼失し、再建。 阿弥陀堂以外の建築としては天暦5年(951年)建立の醍醐寺五重塔が知られる。 彫刻 [編集] 阿弥陀如来像を大量生産するため、分けて造った部品を組み立てる寄木造の技法が用いられた。この技法を完成させたとされるのが定朝である。彫りが浅く平行して流れる衣文、丸い顔に細い目の穏やかで瞑想的な表情が特徴で、こうした仏像を定朝様式と呼ぶ。 * 平等院鳳凰堂阿弥陀如来像:定朝作で唯一現存する作品。 * 法界寺阿弥陀如来像 * 平等院鳳凰堂雲中供養菩薩像 絵画 [編集] 平等院壁画 大和絵と呼ばれる日本的な絵画が発達し、仏教絵画、月次絵や四季絵と呼ばれた景物を描いた障屏画(山水屏風など)や壁画(平等院鳳凰堂扉絵など)が描かれたが仏教絵画を除いて少数しか現存していない。また、多くの物語絵(冊子または絵巻物)が制作されたことが推測されているが、11世紀末以前に制作された作品は現存していない。 仏教絵画では来迎図がよく描かれた。 * 高野山 涅槃図(ACE1086) * 高野山 聖衆来迎図 * 東寺 十二天(ACE1127) * 東京国立博物館 普賢菩薩像 * 平等院鳳凰堂扉絵(ACE1053年前後) * 京都国立博物館 山水屏風 * 源氏物語絵巻(平家時代または院政期) * 信貴山縁起(院政期) * 伴大納言絵巻(院政期) * 鳥獣人物戯画甲乙巻(院政期)[2] 書道 [編集] 小野道風・藤原佐理・藤原行成が三蹟と呼ばれた。11世紀にはかな書道の古典とされる高野切が制作され、12世紀まで多様なかなの書風が展開した。 工芸 [編集] 刀剣 [編集] 日本刀の様式(鎬造・湾刀)の確立期である。 * 三条宗近(三日月宗近) * 小烏丸(天国) * 備前国友成 * 童子切安綱(安綱) 蒔絵 [編集] 奈良時代に日本で考案された蒔絵の技法が大きく発展した。 参照 [編集] 1. ^ 後世から、「日本文化」の「有職故実」の「正統な源流」とされる。実際、古代の「聖徳太子」・「大化の改新」・「壬申の乱」を描いた絵巻物では、「太子」や「蘇我入鹿」らの装いは平安時代の正装である「衣冠束帯」であり、大鎧を着、太刀を揮って中世さながらの合戦をしている。古代の実像が明らかとなったのは、永く続いた中世(「乱世」)が落ち着いた近世・江戸時代の中期で古文辞学(古学)・歌学・国学・陵墓研究が盛んになった時代以降のことである。 2. ^ 鳥獣人物戯画は4巻のうち2巻が鎌倉時代の作とされる。 関連項目 [編集] * 平安時代 * 日本の文化 * 日本の中古文学史 * 王朝国家・摂関政治 * 菅原道真 * 延喜・天暦の治 参照:ウィキペディア「国風文化」より http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%A2%A8%E6%96%87%E5%8C%96 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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登録日:2017/12/12 (火曜日) 20 00 01 更新日:2021/07/15 Thu 22 56 29 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 12年夏アニメ アニメ オムニバス テレビ東京 メディアファクトリー 和歌 小倉百人一首 恋歌 杉田圭 漫画 百人一首 藤原定家 超訳百人一首うた恋い。 ねぇ、きれいなあの月を一瞬で消せるなら キスくらいはしてあげる ◇概要 描き下ろしの単行本としてメディアファクトリーから刊行されている漫画。既刊4巻。 2012年にテレビ東京でアニメ版(全13話)が放送された。 作者は杉田圭。 東京大学大学院人文社会系研究科 渡部泰明教授が監修を行っている。 小倉百人一首、その中でも特に恋の和歌を題材としたオムニバス形式の作品で、平安時代の和歌の世界が現代訳で描かれている。 清少納言が赤髪だったり紫式部が金髪だったりするがツッコんだら負け。 現代人には想像しにくい平安の身分差やしきたりを分かりやすく盛り込みながら、男女間の心模様を上手く伝えていると評判を呼んだ結果、初版8千部が、発売からおよそ4カ月で7刷10万部に到達。 特定の連載媒体を持たない漫画作品としては異例のヒットとなりシリーズ化が決定した。 ◇内容 一話ごとに一つの和歌(稀に二つの場合もあり)と、その詠み人を中心とした漫画の「和歌(うた)物語」、 おまけ要素として四コマ漫画「ショートショート」、本作の主人公で百人一首の撰者である藤原定家による解説「ていかメモ」で構成されている。 超訳百人一首うた恋い。 『新勅撰和歌集』の不本意さと評判に腐る出家後の藤原定家に、同じく出家した宇都宮頼綱が個人的な百首選集を依頼する所から物語は始まる。 古今の優れた歌人100人から一首ずつ、計100首を好き勝手に選んだため定家の趣味もろ出しで、恋の和歌はなんと43首もある。 1巻では恋の和歌の中でも比較的知名度の高いものがチョイスされている。 +1巻で扱った百人一首 ()内は歌番号と作者 プロローグ 登場人物:藤原定家、宇都宮頼綱 和歌物語 一 ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは (17番 在原業平朝臣) 登場人物:在原業平、藤原高子 和歌物語 二 筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて ふちとなりぬる (13番 陽成院) 登場人物:陽成院/貞明(さだあきら)、綏子内親王 和歌物語 三 君がため をしからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな (50番 藤原義孝) 登場人物:藤原義孝、源保光の娘、藤原道隆 和歌物語 四 めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな (57番 紫式部) 登場人物:紫式部/香子、藤子 和歌物語 五 今はただ 思ひたえなむ とばかりを 人づてならで いふよしもがな (63番 左京大夫道雅) 登場人物:藤原道雅、当子(まさこ)内親王、中将内侍 和歌物語 六 玉のをよ たえなばたえね ながらへば 忍ることの よわりもぞする (89番 式子内親王) 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ (97番 藤原定家) 登場人物:式子内親王、藤原定家、藤原俊成 超訳百人一首 うた恋い。2 『古今和歌集』の序文で紀貫之は代表的な歌人として小野小町、在原業平、文屋康秀、僧正遍昭、喜撰法師、大友黒主の6人の名を挙げており、その総称を「六歌仙」という。 ただし大先輩の名前を出している割には上げて落とすような評価ばかりで黒主に至っては褒めてない。 なお貫之自身は「六歌仙」と呼んだことが無く、後世につけられた名称である。 そんな六歌仙の時代を取り上げている。 大友黒主は百人一首に歌が選ばれてないので「ショートショート」にのみ登場。 +2巻で扱った百人一首 ()内は歌番号と作者 プロローグ 登場人物:紀貫之、喜撰法師 和歌物語 一 ふくからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ (22番 文屋康秀) 登場人物:文屋康秀、在原業平 和歌物語 二 あまつ風 雲のかよひ路 ふきとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ (12番 僧正遍昭) 登場人物:良岑宗貞/僧正遍昭、吉子/小野小町 和歌物語 三 立ち別れ いなばの山の みねにおふる まつとし聞かば 今帰り来む (16番 中納言行平) 登場人物:藤原行平、弘子 和歌物語 四 花の色は 移りにけるな いたずらに わが身世にふる ながめせし間に (9番 小野小町) 登場人物:小野小町、在原業平、文屋康秀 和歌物語 五 わがいほは 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり (8番 喜撰法師) 登場人物:喜撰法師、紀貫之 超訳百人一首うた恋い。 3 平安京では藤原氏が栄華を極め、摂関政治の場において女房にも学才が求められるようになり、女流文学が花開く。 聡明で機知に富んだ女房として中宮定子のサロンを盛り上げた清少納言と、縁ある歌人達の過去や交流、想いを描いている。 +3巻で扱った百人一首 ()内は歌番号と作者 プロローグ 登場人物:藤原行成、藤原斉信(ただのぶ)、清少納言 和歌物語 一 ちぎりきな かたみをそでに しぼりつつ 末の松山 波こさじとは (42番 清原元輔) 登場人物:清原元輔、清原諾子(なぎこ)/清少納言、清原致信、末の松山 和歌物語 二 忘れじの 行く末までは かたければ けふを限りの 命ともがな (54番 儀同三司母) 登場人物:儀同三司母/高階貴子、藤原道隆、藤原義孝 和歌物語 三 かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな 燃ゆる思ひを (51番 藤原実方朝臣) 登場人物:藤原実方、清少納言/諾子 和歌物語 四 夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ (62番 清少納言) 登場人物:清少納言、藤原行成、藤原斉信、定子 和歌物語 五 滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ (55番 大納言公任) 登場人物:藤原公任、藤原行成 超訳百人一首うた恋い。4 百人一首の歌人を氏で分けると約三分の一が藤原氏である。 理由は単純で、平安時代に最も栄えたのが藤原氏だから。 「藤かかりぬる木はかれぬるものなり。いまぞ紀氏はうせなんず。」 (藤のとりついた木(紀)は枯れてしまうものだ。今に紀氏は滅んでしまうだろう。) 藤原鎌足が藤原姓を賜った時、紀氏の人間が言ったとされる言葉が気づけば現実となっていた。 藤原氏全盛期の陰に消えていった氏族がテーマの巻。 在原業平もゲスト出演している。 +4巻で扱った百人一首 ()内は歌番号と作者 プロローグ 登場人物:阿古久曾/紀貫之、椿 和歌物語 一 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも (7番 安倍仲麿) 登場人物:阿倍仲麻呂/安倍仲麿、藤原清河 和歌物語 二 わたの原 八十島かけて こぎいでぬと 人には告げよ あまのつりぶね (11番 参議篁) 登場人物:小野篁(たかむら)、小野比右子(ひうこ) 和歌物語 三 ありあけの つれなく見えし 別れより あかつきばかり うきものはなし (30番 壬生忠岑) 登場人物:壬生忠岑、藤原満子 和歌物語 四 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける (35番 紀貫之) 登場人物 紀貫之、椿 和歌物語 五 このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに (24番 菅家) 登場人物:菅原道真、紀貫之 この他に『超訳百人一首うた恋い。【異聞】うた変。』という作者本人によるスピンオフが2巻刊行されている。 本編の前日談、後日談、幕間の紹介が主。 ギャグ要素が強く、パロディや下ネタ、現代パラレルなどなんでもありな世界観となっている。 しかし、悲恋で終わることが多い本編の救済とも言えるエピソードも収録されており、色々な意味でハンカチ必須。 ◇アニメ版 主なキャスト 藤原定家 - 梶裕貴 宇都宮頼綱 - 下野紘 在原業平 - 諏訪部順一(幼少期 - 高森奈津美) 藤原高子 - 早見沙織 陽成院 - 森久保祥太郎(幼少期 - 金田アキ) 綏子内親王 - 宝木久美 文屋康秀 - 千葉進歩 小野小町 - 遠藤綾 清少納言 - 茅原実里 藤原行成 - 寺島拓篤 藤原公任 - 岸尾だいすけ 紫式部 - 小林ゆう 式子内親王 - 大原さやか 紀貫之 - 代永翼 喜撰法師 - 佐藤祐四 良岑宗貞 - 内田夕夜(幼少期 - 阿川りょう) 藤原実方 - 子安武人 在原行平 - 遠藤大智(幼少期 - 潘めぐみ) 大友黒主 - 下崎紘史 藤原斉信 - 曽世海司 中宮貞子 - 佐倉綾音 中宮定子 - 折笠富美子 藤原基経 - 栗原功平 弘子 - 小林沙苗 籐子 - 喜多村英梨 赤染衛門 - 平野文 藤原道雅 - 木内秀信 当子内親王 - 花澤香菜 藤原俊成 - 小川真司 西行 - 郷田ほづみ 清原元輔 - 中博史 清原致信 - 豊永利行 末の松山 - 南里侑香 藤原義孝 - 石田彰 藤原道隆 - 楠大典 高内侍 - 平田絵里子 中将内侍 - 滝沢ロコ 藤原兼家 - 伊藤栄次 藤原道長 - 檜山修之 三条院 - 屋良有作 アニメ版では3巻までの内容を扱っている。 原作ではバラバラだった時系列が整理され、古典文学初心者にとってよりわかりやすくなっている。 第1話〜第5話は平安初期、第7話〜第12話は平安中期、第13話は平安後期の設定。 ん?第6話はどうしたって? 雅な世界なんてクソ喰らえと言わんばかりのカオス極まりない展開で視聴者を笑いと混乱の渦に巻き込んだオリジナル回。 テレビアニメにありがちな総集編回のはずがどうしてこうなった…ドウシテコウナッタ… ちなみに百人一首を選んだ頃の定家は既に70歳過ぎであったにも拘らず、うた恋い。の定家はショタジジイ非常に若々しい上に金髪碧眼の見た目をしており、アニメ放送時に物議を醸したとかしてないとか… 追記・編集は和歌を百首選んでからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 貞明様が好きだったな。まさにツンギレにしてツンデレでwww -- 名無しさん (2017-12-12 22 40 50) まあジジイが主人公よりイケメンが主人公の方が売れるからね!仕方ないね! -- 名無しさん (2017-12-12 22 55 12) これのアニメ版見てちょっと清少納言が好きになった記憶がある -- 名無しさん (2017-12-13 11 23 51) 5巻はいつでるのやら…2年以上楽しみにしてるんだが -- 名無しさん (2017-12-13 12 57 21) ま、まあ漫画作品は多少なりとも映像化が意識されるだろうしそうなったらジジイ役の声優は軒並みギャラ高いししょうがないよね??? -- 名無しさん (2017-12-13 14 04 29) 名前 コメント
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■平安時代基礎知識的なもの 794年 桓武天皇が現在の京都市に都を移した。これを平安京という。 東北地方には朝廷に従おうとしない蝦夷がいた。 朝廷は坂上田村麻呂を征夷大将軍に任命し、降伏させた。 800年代 新しい宗派が伝わった。 天台宗を伝えた、最澄。 比叡山に延暦寺を建てた。 真言宗を伝えた、空海。 高野山に金剛峰寺を建てた。 894年 菅原道真によって遣唐使は派遣されなくなった。 菅原道真は藤原氏と対立し、901年には太宰府(だざいふ)に追放されてしまいます。 中国では宋 朝鮮半島では、高麗が力を持った。 ■平安時代 貴族の中でも藤原氏が娘を天皇の后にしてその子を天皇にする ことで勢力を伸ばした。 9世紀後半には、天皇が幼い時は摂政、成人すると関白として 政治の実権をにぎった。このような政治を、摂関政治という。 10世紀 地方の政治は、国司に任されていたが地方の政治は乱れていく。 摂関政治は、11世紀初めの藤原道長とその子頼道の頃にもっとも 盛んで、朝廷の高い地位をほとんど独占していた。 望月の歌がこの頃の権力の強さを物語っている。 唐の文化をふまえながらも、日本の風土や生活、日本人の感情に合った文化を生み出した。 国風文化という。 漢字を変形させた仮名文字が発達し 紀貫之などが編集した古今和歌集 紫式部の書いた小説、源氏物語 清少納言の随筆、枕草子などが作られた。 10世紀半ばになり 社会が乱れると、念仏を唱えて阿弥陀如来にすがり、死後に極楽浄土へ生まれ変わることを願う 浄土信仰がおこった。 そして11世紀になると京都で浄土信仰が地方の人々にも広まり 宇治(京都府)の平等院鳳凰堂や平泉(岩手県)の中尊寺金色堂を代表する阿弥陀堂が建てられた。 10世紀になると武士と言う身分が生まれ、やがて家来をまとめて武士団を作るほどに 成長していた。武士団の有名な反乱に 935年 平将門の乱 939年 藤原純友の乱 武士団の中でも、天皇の子孫である源氏と平氏は有力だった。 11世紀に起こった東北地方の大きな戦乱(前九年合戦、後に後三年合戦)をしずめた 源義家が東日本に勢力を広げ、12世紀前半には平氏が西日本に勢力を伸ばした。 都では、藤原氏の勢力に翳りが出始める。藤原氏と関係の薄い後三条天皇が位につき 次の白河天皇は退位して上皇になってからも政治(院政)を行った。 1156年 保元の乱で平清盛と源義朝が活躍したが、朝廷が平氏を支持した為 義朝が朝廷に反乱し、1159年の平治の乱で平清盛が源義朝を破って勢力を広げ 太政大臣と言う最高の役職についた。
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Q 問題文 T True F False Q 次の歴史書のうち紀伝体で書かれているものを全て選びなさい T 『史記』 『大日本史』F 『水鏡』 『日本書紀』(編年体)Q 次の歴史書のうち編年体で書かれているものを全て選びなさい T 『春秋』 『資治通鑑』F 『三国史記』(紀伝体)Q 次のうち書道を得意とした「三筆」に含まれる人を全て選びなさい(四択) T 空海 橘逸勢 嵯峨天皇 F 小野道風 Q 次のうち奈良時代に完成した文学作品を全て選びなさい T 『万葉集』 『古事記』F 『今昔物語集』(平安)Q 次のうち『古事記』の編纂に携わった人物を全て選びなさい T 太安万侶 稗田阿礼 F 刑部親王 舎人親王Q 次の書物のうち「記紀」と並び称されるものを全て選びなさい T 日本書紀 古事記 F 太平記 太閤記 Q 次のうち平安時代に書かれた文学作品を全て選びなさい T 枕草子F 徒然草 方丈記(鎌倉)Q 次のうち平安時代に完成した文学作品を全て選びなさい T 『千載和歌集』 『更級日記』 『和泉式部日記』 『今昔物語集』 『蜻蛉日記』 『今鏡』F 『平家物語』 『新古今和歌集』 『十六夜日記』(鎌倉) 『懐風藻』 『万葉集』(奈良時代)Q 次のうち紫式部の作品『源氏物語』の巻名にあるものを全て選びなさい T 夢浮橋 夕顔F 勝利Q 次のうち平安時代に成立した「勅撰三集」と呼ばれる漢詩集を全て選びなさい T 『文華秀麗集』 『経国集』 『凌雲集』 F 『和漢朗詠集』 『新葉集』 『懐風藻』 Q 次のうち『古今和歌集』の撰者を全て選びなさい T 壬生忠岑 紀貫之 紀友則 F 僧正遍昭 清原元輔 大伴家持Q 次のうち『新古今和歌集』の選者を全て選びなさい T 寂蓮 藤原雅経 藤原家隆F 藤原有家Q 次のうち『新古今和歌集』に収録のいわゆる「三夕の歌」の作者を全て選びなさい T 西行法師 藤原定家F 大伴家持Q 次のうち鎌倉時代に書かれた文学作品を全て選びなさい T 『十六夜日記』 『方丈記』 『徒然草』F -未確認-Q 次のうち鎌倉時代に「和歌四天王」と呼ばれた歌人を全て選びなさい T 浄弁F 源順 良寛Q 次のうち書道を得意とした「三蹟」に含まれる人を全て選びなさい T 藤原行成F 隠元 嵯峨天皇Q 次のうち宮本武蔵の『五輪書』の5つの巻に含まれるものを全て選びなさい T 風の巻F 土の巻 海の巻Q 次のうち江戸時代に書かれた文学作品を全て選びなさい T 『浮世風呂』 『好色一代男』 『奥の細道』F 『たけくらべ』(明治)Q 次のうち江戸時代に「寛永の三筆」と謳われた人物を全て選びなさい(四択) T 本阿弥光悦 松花堂昭乗 近衛信尹F 野々村仁清Q 次のうち『奥の細道』に収められた松尾芭蕉の和歌を全て選びなさい T 荒海や佐渡によこたふ天河 蛤のふたみに別れ行く秋ぞF 秋深き隣は何をする人ぞQ 次のうち、松尾芭蕉が著した紀行文を全て選びなさい T 更科紀行F 五足の靴(与謝野寛) ふれあい紀行Q 次のうち与謝蕪村が詠んだ俳句を全て選びなさい T 菜の花や月は東に日は西に 春の海終日のたりのたりかなF 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規) 花の雲鐘は上野か浅草か(松尾芭蕉)Q 次のうち正岡子規が詠んだ俳句を全て選びなさい T をとといの糸瓜の水もとらざりき 春雨のわれにまぼろしに近き身ぞF 清滝や波にちり込む青松葉(松尾芭蕉)Q 次のうち、江戸時代の俳人小林一茶が結婚した女性を全て選びなさい T ゆき きくF とらQ 次のうち、江戸時代の戯作者式亭三馬の作品を全て選びなさい T 『浮世床』F 『浮世語り』 『浮世離れ』Q 次のうち西洋医学の翻訳書『解体新書』で訳にあたった蘭学者を全て選びなさい T 前野良沢F 渡辺崋山 高野長英Q 次のうち「幕末の三筆」と呼ばれた書家を全て選びなさい(四択) T 貫名菘翁(ぬきなすうおう) 市河米庵(いちかわべいあん) 巻菱湖(まきりょうこ)F 巌谷一六(いわやいちろく)Q 次のうち江戸時代に生まれた画家を全て選びなさい T 安藤広重 東洲斎写楽 葛飾北斎F -未確認-Q 次のうち江戸時代以前に書かれた文学作品を全て選びなさい T 『枕草子』F 『走れメロス』 『なんとなくクリスタル』(昭和)Q 次のうち明治時代に書かれた文学作品を全て選びなさい T 『吾輩は猫である』 『金色夜叉』F 『智恵子抄』(昭和)Q 次のうち、内村鑑三の著書『代表的日本人』で紹介されている日本人を全て選びなさい T 西郷隆盛 上杉鷹山 二宮尊徳F 坂本龍馬 大塩平八郎 徳川家康 織田信長 水野忠邦Q 次のうち東大総長などを務めた政治学者・加藤弘之の著書を全て選びなさい T 『真政大意』F 『万国公法』 『西洋事情』(福沢諭吉)Q 次のうち森鴎外の小説を全て選びなさい T 舞姫 阿部一族F それから(夏目漱石)Q 次のうち森鴎外のドイツ三部作を全て選びなさい(四択) T 『文づかひ』 『舞姫』 『うたかたの記』F 『山椒太夫』Q 次のうち尾崎紅葉の小説を全て選びなさい T 『伽羅枕』 『金色夜叉』F 『暗夜行路』(志賀直哉)Q 次のうち夏目漱石の小説『吾輩は猫である』の登場人物を全て選びなさい T 水島寒月 珍野苦沙弥 迷亭F -未確認-Q 次のうち夏目漱石の小説『こころ』を構成している3編を全て選びなさい T 先生と遺書 先生と私 両親と私F 私と友達 私と遺書 Q 次のうち島崎藤村の小説を全て選びなさい T 『夜明け前』F 『彼岸過迄』(夏目漱石) 『風の又三郎』(宮沢賢治) Q 次のうち島崎藤村の小説の主人公を全て選びなさい T 青山半蔵(夜明け前) 瀬川丑松(破戒)F 伊吹信介(五木寛之/青春の門) Q 次のうち樋口一葉の小説を全て選びなさい T 『にごりえ』 『たけくらべ』 F 『うたかたの記』(森鴎外) 『それから』(夏目漱石)Q 次のうち田山花袋の小説の主人公を全て選びなさい T 竹中時雄(蒲団) 林清三(田舎教師) F 青山半蔵(島崎藤村/夜明け前)Q 次のうち泉鏡花の小説を全て選びなさい T 『婦系図』 『高野聖』 『夜叉ヶ池』 F 『永すぎた春』(三島由紀夫) 『田園の憂鬱』(佐藤春夫)Q 次のうち永井荷風の作品を全て選びなさい T 『腕くらべ』 『ふらんす物語』 『断腸亭日乗』 F -未確認-Q 次のうち志賀直哉の小説全て選びなさい T 『暗夜行路』 『城の崎にて』 『和解』 F 『腕くらべ』(永井荷風) 『金色夜叉』(尾崎紅葉)Q 次のうち、高村光太郎の詩集を全て選びなさい T 『智恵子抄』 『道程』 F 『悲しき玩具』(石川啄木) 『春と修羅』(宮沢賢治)Q 次のうち萩原朔太郎の詩集を全て選びなさい T 『青猫』 『月に吠える』 F 『春と修羅』(宮沢賢治)Q 次のうち谷崎潤一郎の小説を全て選びなさい T 『痴人の愛』 『刺青』 F 『道化の華』(太宰治)Q 次のうち谷崎潤一郎の小説『細雪』に登場する蒔岡家の四姉妹を全て選びなさい T 幸子 鶴子 F 和子 Q 次のうち芥川龍之介の小説を全て選びなさい T 『奉教人の死』 『芋粥』 『開化の殺人』 F 『正義と微笑』 『駈込み訴え』(太宰治) 『堺事件』(森鴎外)Q 次のうち芥川龍之介の小説の主人公を全て選びなさい T 禅智内供(鼻) カンダタ(蜘蛛の糸) F 野中宗助(夏目漱石/門) 伊吹信介(五木寛之/青春の門) 竹中時雄(田山花袋/蒲団)Q 次のうち、宮沢賢治の小説を全て選びなさい T 『雁の童子』 『貝の火』 F 『眉かくしの霊』(泉鏡花)Q 次のうち、宮沢賢治の書いた童話を全て選びなさい T 『やまなし』 『よだかの星』 『銀河鉄道の夜』 F -未確認- Q 次のうち川端康成の小説を全て選びなさい T 『千羽鶴』 『たんぽぽ』 『山の音』 『美しさと哀しみと』 F 『巨人と玩具』(開高健) 『午後の曳航』(三島由紀夫) 『最後の一句』 『不思議な鏡』(森鴎外) 『奉教人の死』(芥川龍之介)|解答群が一致ないものとで分けている|Q 次のうち川端康成の小説を全て選びなさい T 『古都』 『雪国』 F 『夜明け前』(島崎藤村) 『山椒魚』(井伏鱒二)Q 次のうち川端康成の小説『古都』の主人公である双子の姉妹を全て選びなさい T 苗子 千重子 F 音子Q 次のうち井伏鱒二の小説を全て選びなさい T 『本日休診』 『黒い雨』 『漂民宇三郎』 F 『人間の条件』(五味川純平)Q 次のうち山本周五郎の小説を全て選びなさい T 『青べか物語』 F 『苦界浄土』(石牟礼道子/『苦海』) 『おろしや国酔夢譚』(井上靖)Q 次のうち林芙美子の小説を全て選びなさい T 『浮雲』 『晩菊』 『うず潮』 『放浪記』 F 『蓼食う虫』(谷崎潤一郎) 『いのちの初夜』(北条民雄)Q 次のうち井上靖の小説を全て選びなさい T 『敦煌』 『しろばんば』 『天平の甍』 F 『苦界浄土』(石牟礼道子/『苦海』) 『二十四の瞳』(壺井栄)Q 次のうち火野葦平の「兵隊三部作」を全て選びなさい(四択) T 『花と兵隊』 『麦と兵隊』 『土と兵隊』 F 『空と兵隊』Q 次のうち太宰治の小説を全て選びなさい T 『正義と微笑』 『道化の華』 F 『銀の匙』(中勘助)Q 次のうち遠藤周作の小説を全て選びなさい T 『白い人』 『海と毒薬』 F 永すぎた春(三島由紀夫)Q 次のうち三島由紀夫の小説を全て選びなさい T 『英霊の声』 『憂国』 F 『駈込み訴え』 『逆行』(太宰治) 『死の棘』(島尾敏雄)Q 次のうち三島由紀夫の「憂国三部作」と呼ばれる小説を全て選びなさい(四択) T 『憂国』 『英霊の声』 『十日の菊』 F 『金閣寺』Q 次のうち三島由紀夫の遺作となった小説『豊饒の海』四部作を全て選びなさい T 『春の雪』 『奔馬』 『暁の寺』 『天人五衰』 F 『アポロの杯』 『憂国』Q 次のうち作家・山崎豊子のいわゆる「戦争三部作」と呼ばれる小説を全て選びなさい(四択) T 『二つの祖国』 『不毛地帯』 『大地の子』 F 『暖簾』 『花紋』Q 次のうち、筒井康隆の「七瀬三部作」と呼ばれる小説を全て選びなさい(四択) T 『家族八景』 『七瀬ふたたび』 『エディプスの恋人』 F 『帰ってきた七瀬』Q 次のうち大江健三郎の小説を全て選びなさい T 『奇妙な仕事』 『死者の屠り』 F 『蓼喰う虫』(谷崎潤一郎)Q 次のうち昭和時代に書かれた文学作品を全て選びなさい T 谷崎潤一郎『細雪』 F 森鴎外『高瀬舟』(大正) 島崎藤村『破戒』(明治)Q 次のうち、昭和初期に「四S」と称された俳人を全て選びなさい T 高野素十 阿波野青畝 F 種田山頭火 正岡子規 荻原井泉水Q 次のうち第二次世界大戦終了後に書かれた小説を全て選びなさい T 井上ひさし『吉里吉里人』 太宰治『人間失格』 F 堀辰雄『風立ちぬ』(1937)Q 次のうち芥川賞を受賞した作家を全て選びなさい T 由起しげ子 火野葦平 宮本輝 F 渡辺淳一 野坂昭如 水上勉Q 次のうち、戦前に芥川賞を受賞した作家を全て選びなさい T 石川淳 尾崎一雄 F 安部公房(1951上) 堀田善衛(1951下) 井上靖(1950)Q 次のうち直木賞を受賞した作家を全て選びなさい T 佐藤愛子 井伏鱒二 F 開高健Q 次のうち愛媛県松山市生まれの作家を全て選びなさい T 正岡子規 F 種田山頭火(山口県) 夏目漱石(東京都)Q 次のうち本名である作家を全て選びなさい T 宮沢賢治 川端康成 F 夏目漱石(金之助)Q 次のうち本名でない作家を全て選びなさい T 泉鏡花(鏡太郎) 尾崎紅葉(徳太郎) 幸田露伴(成行) F 阿刀田高 与謝野晶子 遠藤周作Q 次のうち女性が書いた作品を全て選びなさい T 『放浪記』(林芙美子) 『女坂』(円地文子) 『二十四の瞳』(壺井栄) 『更級日記』(菅原孝標女) F 『恩讐の彼方に』(菊池寛) 『ヴィヨンの妻』(太宰治) 『仮面の告白』(三島由紀夫Q 次のうち既に亡くなっている作家を全て選びなさい T 尾崎紅葉 泉鏡花 F 村上春樹Q 次のうち自殺した作家を全て選びなさい T 太宰治 F 宮沢賢治 森鴎外 | 感じが異なるので分ける |Q 次のうち自殺した作家を全て選びなさい T 原民喜 F 永井荷風 徳田秋声Q 次のうち『小倉百人一首』に和歌が収められている人物を全て選びなさい T 藤原義孝 源兼昌 後鳥羽院 F 飯尾宗祇 源顕兼 北畠親房 | 解答群の分類が異なるようなので分ける |Q 次のうち『小倉百人一首』に和歌が収められている人物を全て選びなさい T 柿本人麻呂 持統天皇 赤染衛門 F 後白河法皇 山上憶良 堀河天皇 | 同上 |Q 次のうち『小倉百人一首』に和歌が収められている人物を全て選びなさい T 小野小町 F 推古天皇 菅原孝標女 | 同上 |Q 次のうち『小倉百人一首』に和歌が収められている人物を全て選びなさい T 西行 F 与謝野晶子 釈迢空Q 次のうち『小倉百人一首』で1字決まりの歌を詠んでいる歌人を全て選びなさい T 文屋康秀(ふ) F 在原業平 清少納言Q 次のうち、画題としておなじみの「歳寒二雅」に含まれる植物を全て選びなさい T 竹 梅 F 菊Q 次のうち、文人画の画題「四愛」で、題材となる植物を全て選びなさい T 菊 蘭 F 竹 桂 桜Q 次のうち、高潔な美しさから「四君子」と呼ばれ古来より画題に使われた植物を全て選びなさい T 竹 梅 菊 F 松Q 次のうち画家を全て選びなさい T 坂本繁二郎 梅原龍三郎 F 尾崎紅葉Q 次のうち、女性の画家を全て選びなさい T 上村松園 片岡球子 F 川端龍子(かわばたりゅうし) 伊東深水 Q:次のうち1937年に第1回文化勲章を受章した洋画家を全て選びなさい T:竹内栖鳳 岡田三郎助 F:萬鉄五郎(受章せず)
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B-06:「小倉百人一首」とその詠み人一覧 ※藤原定家(ふじわら・の・ていか)が小倉山の山荘で選んだといわれる。 ■序歌 ◇難波津に さくやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花 ○出典:古今和歌集 ○メモ:小倉百人一首競技の最初に、決まって読まれる序歌。 「安積香山 影さへ見ゆる 山の井の 浅き心を わが思はなくに」 とともに「歌の父母」といわれる。 ◇王仁(わに[わんいん]) ■第1首 ◇秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ ○出典:後撰和歌集 ◇天智天皇(てんじてんのう) ○メモ:第38代天皇 ■第2首 ◇春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 ○出典:新古今和歌集 ○メモ:〔枕詞〕「白妙の」→「衣」 ◇持統天皇(じとうてんのう) ○メモ:唯一の女性天皇(第41代天皇)。女性歌人。 ■第3首 ◇あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む ○出典:拾遺和歌集 ◇柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ) ○メモ:「和歌の神様」「歌聖」と呼ばれた。三十六歌仙の一人。 ■第4首 ◇田子の浦に うちいでて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ ○出典:新古今和歌集 ○メモ:〔枕詞〕「白妙の」→「雪」 ◇山部赤人(やまべのあかひと) ○メモ:三十六歌仙の一人。 ■第5首 ◇奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき ○出典:古今和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇猿丸大夫(さるまるだゆう) ○メモ:三十六歌仙の一人。 ■第6首 ◇かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きをみれば 夜ぞふけにける ○出典:新古今和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇中納言家持(ちゅうなごんやかもち) ○別名:大伴家持 (おおとも・の・やかもち) ○メモ:「歌仙」と呼ばれた。三十六歌仙の一人。 ■第7首 ◇天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも ○出典:古今和歌集 ○メモ:唯一外国で詠まれた歌。 ◇阿倍仲麻呂(あべのなかまろ) ■第8首 ◇わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり ○出典:古今和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇喜撰法師(きせんほうし) ○メモ:六歌仙の一人。僧侶。 ■第9首 ◇花の色は うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに ○出典:古今和歌集 ◇小野小町(おののこまち) ○メモ:六歌仙唯一の女性。六歌仙の一人/三十六歌仙の一人。女性歌人。 ■第10首 ◇これやこの 行くも帰るも わかれては しるもしらぬも あふさかの関 ○出典:後撰和歌集 ○メモ:唯一濁点の全くない歌。 ◇蝉丸(せみまる) ■第11首 ◇わたの原 八十島かけて こぎいでぬと 人にはつげよ あまのつり舟 ○出典:古今和歌集 ○メモ:六字決まり。 ◇参議篁(さんぎたかむら) ○別名:小野篁 (おの・の・たかむら) ○メモ:小野小町の祖父。 ■第12首 ◇天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ ○出典:古今和歌集 ◇僧正遍昭(そうじょうへんじょう) ○メモ:六歌仙の一人/三十六歌仙の一人。僧侶。 ■第13首 ◇つくばねの 峰よりおつる みなの川 恋いぞつもりて 淵となりぬる ○出典:後撰和歌集 ○メモ:横綱・男女ノ川のしこ名の由来。〔係結〕ぞ ◇陽成院(ようぜいいん) ○メモ:第57代天皇。 ■第14首 ◇みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆえに みだれそめにし われならなくに ○出典:古今和歌集 ◇河原左大臣(かわらのさだいじん) ■第15首 ◇君がため 春の野にいでて 若菜つむ わが衣手 に 雪はふりつつ ○出典:古今和歌集 ○メモ:六字決まり。 ◇光孝天皇(こうこうてんのう) ○メモ:第58代天皇。 ■第16首 ◇立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる 松とし聞かば いまかへりこむ ○出典:古今和歌集 ○メモ:唯一「別れ」を詠った歌。猫が戻ってくるおまじないにも。 ◇中納言行平(ちゅうなごんゆきひら) ○別名:在原行平 (ありわら・の・ゆきひら) ■第17首 ◇ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれないに 水くくるとは ○出典:古今和歌集 ○メモ:落語『千早振る』の元ネタ。 ◇在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん) ○メモ:平城天皇(第51代天皇)の孫。三十六歌仙の一人。 ■第18首 ◇住の江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ ○出典:古今和歌集 ○メモ:一字決まり。 ◇藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん) ○メモ:三十六歌仙の一人。 ■第19首 ◇難波潟 みじかき蘆の ふしのまも あはでこの世を すぐしてよとや ○出典:新古今和歌集 ◇伊勢(いせ) ○メモ:中務の母。三十六歌仙の一人。女性歌人。 ■第20首 ◇わびぬれば いまはたおなじ 難波なる 身をつくしても あはむとぞ思ふ ○出典:後撰和歌集 ○メモ:五十音順最後の歌。〔係結〕ぞ ◇元良親王(もとよししんのう) ○メモ:陽成天皇(第57代天皇)の第一皇子。 ■第21首 ◇今こむと いひしばかりに 長月の 有明の月を まちいでつるかな ○出典:古今和歌集 ◇素性法師(そせいほうし) ○メモ:僧正遍照の子。三十六歌仙の一人。僧侶。 ■第22首 ◇吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ ○出典:古今和歌集 ○メモ:一字決まり。 ◇文屋康秀(ふんやのやすひで) ○メモ:六歌仙の一人。 ■第23首 ◇月みれば ちぢに物こそ かなしけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど ○出典:古今和歌集 ○メモ:〔係結〕こそ ◇大江千里(おおえのちさと) ■第24首 ◇このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに ○出典:古今和歌集 ◇菅家(かんげ) ○別名:菅原道真 (すがわら・の・みちざね) ■第25首 ◇名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人にしられで 来るよしもがな ○出典:後撰和歌集 ◇三条右大臣(さんじょうのうだいじん) ■第26首 ◇小倉山 峰のもみぢは 心あらば いまひとたびの みゆきまたなむ ○出典:拾遺和歌集 ◇貞信公(ていしんこう) ○別名:藤原忠平 (ふじわら・の・ただひら) ■第27首 ◇みかの原 わきて流るる いづみ川 いつみきとてか 恋しかるらむ ○出典:新古今和歌集 ◇中納言兼輔(ちゅうなごんかねすけ) ○別名:藤原兼輔 (ふじわら・の・かねすけ) ○メモ:三十六歌仙の一人。 ■第28首 ◇山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人めも草も かれぬと思へば ○出典:古今和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん) ○メモ:光孝天皇(第58代天皇)の孫。三十六歌仙の一人。 ■第29首 ◇心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 ○出典:古今和歌集 ◇凡河内躬恒(おおしこうちのみつね) ○メモ:『古今集』の撰者の一人。三十六歌仙の一人。 ■第30首 ◇有明の つれなく見えし 別れより あかつきばかり うきものはなし ○出典:古今和歌集 ◇壬生忠岑(みぶのただみね) ○メモ:『古今集』の撰者の一人。三十六歌仙の一人。 ■第31首 ◇朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に ふれる白雪 ○出典:古今和歌集 ○メモ:六字決まり。 ◇坂上是則(さかのうえのこれのり) ○メモ:坂上田村麻呂の子孫。三十六歌仙の一人。 ■第32首 ◇山川に 風のかけたる しがらみは ながれもあへぬ もみぢなりけり ○出典:古今和歌集 ◇春道列樹(はるみちのつらき) ■第33首 ◇ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらむ ○出典:古今和歌集 ◇紀友則(きのとものり) ○メモ:『古今集』の撰者の一人。三十六歌仙の一人。 ■第34首 ◇誰をかも しる人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに ○出典:古今和歌集 ◇藤原興風(ふじわらのおきかぜ) ○メモ:三十六歌仙の一人。 ■第35首 ◇人はいさ 心もしらず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける ○出典:古今和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇紀貫之(きのつらゆき) ○メモ:『古今集』の撰者の一人。『土佐日記』の作者。三十六歌仙の一人。 ■第36首 ◇夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ ○出典:古今和歌集 ◇清原深養父(きよはらのふかやぶ) ■第37首 ◇白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける ○出典:後撰和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇文屋朝康(ふんやのあさやす) ■第38首 ◇忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人のいのちの 惜しくもあるかな ○出典:拾遺和歌集 ◇右近(うこん) ■第39首 ◇浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき ○出典:後撰和歌集 ◇参議等(さんぎひとし) ○別名:源等 ■第40首 ◇しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人のとふまで ○出典:拾遺和歌集 ◇平兼盛(たいらのかねもり) ○メモ:三十六歌仙の一人。 ■第41首 ◇恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか ○出典:拾遺和歌集 ○メモ:〔係結〕こそ ◇壬生忠見(みぶのただみ) ○メモ:壬生忠岑の子。三十六歌仙の一人。 ■第42首 ◇ちぎりきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは ○出典:後拾遺和歌集 ◇清原元輔(きよはらのもとすけ) ○メモ:清少納言の父。梨壺の五人。三十六歌仙の一人。 ■第43首 ◇あひみての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり ○出典:拾遺和歌集 ◇権中納言敦忠(ごんちゅうなごんあつただ) ○別名:藤原敦忠 (ふじわら・の・あつただ) ○メモ:藤原時平の子。三十六歌仙の一人。 ■第44首 ◇あふことの たえてしなくば なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし ○出典:拾遺和歌集 ◇中納言朝忠(ちゅうなごんあさただ) ○別名:藤原朝忠 (ふじわら・の・あさただ) ○メモ:三十六歌仙の一人。 ■第45首 ◇あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな ○出典:拾遺和歌集 ◇謙徳公(けんとくこう) ○別名:藤原伊尹 (ふじわら・の・これただ) ■第46首 ◇由良のとを わたる舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな ○出典:新古今和歌集 ◇曽禰好忠(そねよしただ) ■第47首 ◇八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり ○出典:拾遺和歌集 ○メモ:〔係結〕こそ ◇恵慶法師(えぎょうほうし) ○メモ:僧侶。 ■第48首 ◇風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな ○出典:詞花和歌集 ◇源重之(みなもとのしげゆき) ○メモ:三十六歌仙の一人。 ■第49首 ◇みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえて 昼は消えつつ 物をこそ思へ ○出典:詞花和歌集 ○メモ:〔係結〕こそ ◇大中臣能宣朝臣 (おおなかとみのよしのぶあそん) ○メモ:梨壺の五人。三十六歌仙の一人。 ■第50首 ◇君がため 惜しからざりし いのちさへ 長くもがなと 思ひけるかな ○出典:後拾遺和歌集 ○メモ:六字決まり。 ◇藤原義孝(ふじわらよしたか) ■第51首 ◇かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな もゆる思ひを ○出典:後拾遺和歌集 ◇藤原実方朝臣(ふじわらさねかたあそん) ■第52首 ◇あけぬれば 暮るるものとは しりながら なほうらめしき 朝ぼらけかな ○出典:後拾遺和歌集 ◇藤原道信朝臣(ふじわらみちのぶあそん) ■第53首 ◇なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかはしる ○出典:拾遺和歌集 ◇右大将道綱母(うだいしょうみちつなのはは) ○別名:藤原道綱母 (ふじわら・の・みちつな・の・はは) ○メモ:『蜻蛉日記』の作者。女性歌人。 ■第54首 ◇忘れじの ゆくすえまでは かたければ 今日をかぎりの いのちともがな ○出典:新古今和歌集 ◇儀同三司母(ぎどうさんしのはは) ○メモ:女性歌人。 ■第55首 ◇滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞えけれ ○出典:拾遺和歌集 ○メモ:〔係結〕こそ ◇大納言公任(だいなごんきんとう) ○別名:藤原公任 (ふじわら・の・きんとう) ○メモ:三十六歌仙の撰者とも言われる。 ■第56首 ◇あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの あふこともがな ○出典:後拾遺和歌集 ◇和泉式部(いずみしきぶ) ○メモ:女性歌人。 ■第57首 ◇めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな ○出典:新古今和歌集 ○メモ:一字決まり。 ◇紫式部(むらさきしきぶ) ○メモ:『源氏物語』の作者。女性歌人。 ■第58首 ◇ありま山 いなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする ○出典:後拾遺和歌集 ◇大弐三位(だいにのさんみ) ○メモ:紫式部の娘。女性歌人。 ■第59首 ◇やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな ○出典:後拾遺和歌集 ◇赤染衛門(あかぞめえもん) ○メモ:『栄華物語』の作者とも言われる。女性歌人。 ■第60首 ◇大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立 ○出典:金葉和歌集 ◇小式部内侍(こしきぶのないし) ○メモ:和泉式部の娘。女性歌人。 ■第61首 ◇いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな ○出典:詞花和歌集 ◇伊勢大輔(いせのたゆう) ○メモ:女性歌人。 ■第62首 ◇夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ ○出典:後拾遺和歌集 ◇清少納言(せいしょうなごん) ○メモ:『枕草子』の著者。女性歌人。 ■第63首 ◇いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな ○出典:後拾遺和歌集 ◇左京大夫道雅(さきょうのだいぶみちまさ) ■第64首 ◇朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木 ○出典:千載和歌集 ○メモ:六字決まり。 ◇権中納言定頼(ごんちゅうなごんさだより) ○別名:藤原定頼 (ふじわら・の・さだより) ■第65首 ◇うらみわび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなむ 名こそをしけれ ○出典:後拾遺和歌集 ○メモ:〔係結〕こそ ◇相模(さがみ) ○メモ:女性歌人。 ■第66首 ◇もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに しる人もなし ○出典:金葉和歌集 ◇前大僧正行尊(さきのだいそうじょうぎょうそん) ○メモ:僧侶。 ■第67首 ◇春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなくたたむ 名こそをしけれ ○出典:千載和歌集 ○メモ:〔係結〕こそ ◇周防内侍(すおうのないし) ○メモ:女性歌人。 ■第68首 ◇心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな ○出典:後拾遺和歌集 ◇三条院(さんじょういん) ○メモ:第67代天皇。 ■第69首 ◇あらし吹くみ 室の山の もみぢばは 竜田の川の 錦なりけり ○出典:後拾遺和歌集 ◇能因法師(のういんほうし) ○メモ:僧侶。 ■第70首 ◇さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづくもおなじ 秋の夕ぐれ ○出典:後拾遺和歌集 ○メモ:一字決まり。 ◇良暹法師(りょうせんほうし) ○メモ:僧侶。 ■第71首 ◇夕されば 門田の稲葉 おとづれて 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く ○出典:金葉和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇大納言経信(だいなごんつねのぶ) ○別名:源経信 (みなもと・の・つねのぶ) ■第72首 ◇音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ ○出典:金葉和歌集 ○メモ:〔係結〕こそ ◇祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのううけのきい) ○メモ:女性歌人。 ■第73首 ◇高砂の をのへのさくら さきにけり とやまのかすみ たたずもあらなむ ○出典:後拾遺和歌集 ◇前権中納言匡房(さきのごんちゅうなごんまさふさ) ■第74首 ◇憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを ○出典:千載和歌集 ◇源俊頼朝臣(みなもとのとしよりあそん) ○メモ:『金葉和歌集』の撰者。 ■第75首 ◇ちぎりおき しさせもが露を いのちにて あはれ今年の 秋もいぬめり ○出典:千載和歌集 ◇藤原基俊(ふじわらのもととし) ■第76首 ◇わたの原 こぎいでてみれば 久方の 雲いにまがふ 沖つ白波 ○出典:詞花和歌集 ○メモ:六字決まり。 ◇法性寺入道前関白太政大臣 (ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだいじょうだいじん) ■第77首 ◇瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ ○出典:詞花和歌集 ○メモ:一字決まり。落語『崇徳院』の元ネタ。〔係結〕ぞ ◇崇徳院(すとくいん) ○メモ:第75代天皇。 ■第78首 ◇淡路島 かよふ千鳥の なく声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守 ○出典:金葉和歌集 ○メモ:淡島千景の芸名の由来。 ◇源兼昌(みなもとのかねまさ) ■第79首 ◇秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の 影のさやけさ ○出典:新古今和歌集 ○メモ:五十音順最初の歌。 ◇左京大夫顕輔(さきょうだいぶあきすけ) ■第80首 ◇長からむ 心もしらず 黒髪の みだれてけさは ものをこそ思へ ○出典:千載和歌集 ○メモ:〔係結〕こそ ◇待賢門院堀河(たいけんもんいんほりかわ) ○別名:藤原璋子 (ふじわら・の・しょうし) ○メモ:女性歌人。 ■第81首 ◇ほととぎす 鳴きつる方を ながれむれば ただありあけの 月ぞ残れる ○出典:千載和歌集 ○メモ:一字決まり。〔係結〕ぞ ◇後徳大寺左大臣(ごとくだいじさだいじん) ■第82首 ◇思ひわび さてもいのちは あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり ○出典:千載和歌集 ◇道因法師(どういんほうし) ○メモ:僧侶。 ■第83首 ◇世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる ○出典:千載和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ,〔係結〕こそ ◇皇太后宮大夫俊成 (こうたいごうぐうのだいぶしゅんぜい) ○別名:藤原俊成 (ふじわら・の・しゅんぜい) ■第84首 ◇ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ○出典:新古今和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇藤原清輔朝臣(ふじわらのきよすけあそん) ■第85首 ◇夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり ○出典:千載和歌集 ◇俊恵法師(しゅんえほうし) ○メモ:僧侶。 ■第86首 ◇なげけとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな ○出典:千載和歌集 ◇西行法師(さいぎょうほうし) ○メモ:僧侶。 ■第87首 ◇村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ ○出典:新古今和歌集 ○メモ:一字決まり。 ◇寂蓮法師(じゃくれんほうし) ○メモ:僧侶。 ■第88首 ◇難波江の 蘆のかりねの ひとよゆえ みをつくしてや 恋ひわたるべき ○出典:千載和歌集 ◇皇嘉門院別当(こうかもんいんのべつとう) ○メモ:女性歌人。 ■第89首 ◇玉の緒よ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする ○出典:新古今和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇式子内親王(しきしないしんのう) ○メモ:女性歌人。 ■第90首 ◇見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず ○出典:千載和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇殷富門院大輔(いんぶもんいんのたいふ) ■第91首 ◇きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む ○出典:新古今和歌集 ◇後京極摂政前太政大臣 (ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじん) ■第92首 ◇わが袖は 潮干にみえぬ 沖の石の 人こそしらね かわくまもなし ○出典:千載和歌集 ○メモ:〔係結〕こそ ◇二条院讃岐(にじょういんのさぬき) ○メモ:源頼政の娘。女性歌人。 ■第93首 ◇世の中は つねにもがもな なぎさこぐ あまの小舟の 綱手かなしも ○出典:新勅撰和歌集 ◇鎌倉右大臣(かまくらうだいじん) ○別名:源実朝 (みなもと・の・さねとも) ○メモ:唯一の征夷大将軍。 ■第94首 ◇み吉野の 山の秋風さ 夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり ○出典:新古今和歌集 ◇参議雅経(さんぎまさつね) ○別名:藤原雅経 (ふじわら・の・まさつね) ■第95首 ◇おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣に 墨染の袖 ○出典:千載和歌集 ◇前大僧正慈円(さきのだいそうじょうじえん) ○メモ:『愚管抄』の作者。僧侶。 ■第96首 ◇花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり ○出典:新勅撰和歌集 ◇入道前太政大臣 (にゅうどうさきのだいじょうだいじん) ○別名:藤原公経 ■第97首 ◇こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ ○出典:新勅撰和歌集 ◇権中納言定家(ごんちゅうなごんていか) ○別名:藤原定家 (ふじわら・の・ていか) ○メモ:『小倉百人一首』の選者と言われる。 ■第98首 ◇風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける ○出典:新勅撰和歌集 ○メモ:〔係結〕ぞ ◇従二位家隆(じゅうにいいえたか) ○別名:藤原家隆 (ふじわら・の・いえたか) ■第99首 ◇人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆえに 物思ふ身は ○出典:続後撰和歌集 ◇後鳥羽院(ごとばいん) ○メモ:第82代天皇。 ■第100首 ◇ももしきや ふるき軒ばの しのぶにも なほあまりある 昔なりけり ○出典:続後撰和歌集 ◇順徳院(じゅんとくいん) ○メモ:第84代天皇。